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紬の着物ってどんな着物? 

投稿日:04/15/2019 更新日:

紬の着物の魅力って何でしょう。普段着でありますが、高価な着物です。しかし着物好きにとって高価でも1枚は持ちたいという方が多いが紬の着物です。紬の着物の種類、特徴等案内いたします。

紬の着物とは

紬の着物は、先に糸を染めてからいろいろな色の糸を使い織りあげていきます。

もともとは、庶民の着物で、クズ繭を使って織った作業着であった紬の着物ですが、それゆえ、非常に丈夫な着物です。

現在は、作業着としてではなく、お洒落着として着られるようになりましたが、紬の産地は日本全国いろいろあり、同じ紬でも紺色で硬い生地のカジュアルな雰囲気のものから 柔らかく光沢のあるような生地のものまでいろいろあります。

紬の種類

大島紬

紬といえば大島紬がまずでてくるくらい有名ですよね。

鹿児島県奄美大島で織られている絹織物です。テーチ木染めと泥染めを何度も繰り返し独特の色をだします。 数々の工程を経て出来上がるまで半年から一年かかり非常に手がかかります。

大島紬の工程は、大きく分けて30数工程あり、図案に始まり織り上がるまで半年近くかかり、1つ1つの工程が、非常に複雑で高度な熟練した技術が要求されます。
長い歴史のなかで商品や技術開発がすすみ、その結果、緻密な絣模様や、
軽くて、暖かく、しなやかで、着くずれしないなど数々の賞賛される優れた特徴が
生まれました。 現在、大島紬は伝統的な泥大島や、泥藍大島といったものから、
ニューカラーニューデザインの色大島や白大島と、今では、色・柄・風合いなど
豊かなバリエーションをもっています。

本場大島紬織物協同組合より引用

結城紬

茨城県 結城市等で織られている結城紬。紬の中でも結城紬は、最高級品で、かつてはくず繭で作られていましたが、現在は厳選された繭で作られています。糸つむぎ、地機織り、絣くくりは 国重要無形文化財に指定されています。

結城紬の原型は,奈良時代に常陸国から朝廷に献上されていた「絁(あしぎぬ)」と言われています。
その後,常陸紬と呼ばれるようになり,鎌倉時代には,見た目が質素で丈夫なことから関東の武士にも好まれ,結城地方が生産の中心となっていきました。
室町時代の頃には「結城紬」の名で幕府や関東管領に献上され,全国的に著名な物産となりました。
江戸時代にさらに改良が加えられ,当時の百科事典と言われる『和漢三才図会』には最上品の紬として紹介されています

結城市より引用

 

塩沢紬

新潟県南魚沼市塩沢で織られている塩沢紬、この地域は、紬以外にも越後上布、本塩沢、夏塩沢など織の文化が盛んな地域です。

塩沢地方の織物の歴史は古く、1200年以前の奈良時代(天平年間)
にこの地域で織られた麻布が正倉院に保存されています。
この麻織物(越後上布)の技術を絹織物にとり入れたものが塩沢紬で、
250年前の明和年間(1764~71)の頃に創られたと伝えられています。

たて糸に生糸・玉糸を、よこ糸に真綿手紡糸を使用し、手括り・手摺り込みによる絣糸を1本1本合わせて織り上げた極細の十字絣・亀甲絣等の絣模様は独特の上品さと落ち着きを醸し出しています。

塩沢つむぎ記念館より引用

塩沢紬は色が少ないことから男性用として人気があります。

その他の紬

その他、紬の産地として、東京の武蔵村山市で織られている村山大島紬。

新潟県の小千谷縮の技法から生まれた小千谷紬。

岐阜県郡上八幡で織られている郡上紬。

滋賀県の近江上布が織られている地域で余った繭から織られたのがはじまりと言われている秦荘紬などがあります。

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