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振袖と帯のコーディネート 失敗しない袋帯の選び方

投稿日:06/25/2017 更新日:

振袖と帯のコーデは、洋服のコーデとは違い、難しいと思っている方は多いと思います。レンタルの場合は振袖とセットになっている場合が多いですが、自分で選べる場合もあります。

帯で着物ががらりと変わってしまうことがあります。振袖と帯のコーディネイトの仕方と購入する場合なら、どのような帯を選ぶのがベストなのかを案内します。

 

振袖と帯の組み合わせ

洋服のコーデでも柄×柄は難しいのですが、振袖の場合ほとんどが柄×柄の組み合わせのためどのような帯を選ぶのがいいのか迷ってしまいます。

 

振袖と違う色の帯を選ぶ

帯は、着物を引き締める効果があります。振袖と同じような色の帯だと帯をしているのもわからない感じで引き締まりません。

振袖は着物が派手な為、全く違う色で派手目の帯でないと帯が目立ちません。同系色でまとめる場合は、色の濃淡をはっきりさせてください。振袖の色が薄い場合は濃い色の帯を合わせるとはっきりします。

帯の柄で着物が変わる

振袖と同じような柄の帯でもいいですが、全く違う柄の帯を持ってくることで、全体のイメージが変わってきます。

たとえば、振袖の柄が小さめの時、大柄の帯を締めることではっきりしますし、花柄のような丸い形の模様の振袖に直線的な模様の帯を合わせることで振袖が引き締まります。

 

振袖がはっきりした色で柄もはっきりしている場合、帯の柄や色を抑えることで、派手さが抑えられます。振袖が少し地味な場合は、派手目の帯を合わせることで華やかになります。

 

手持ちの帯が振袖とあっていないと感じる時

帯締め、帯揚げ、半襟、重ね衿の色を変える

手持ちの帯と振袖があっていないと感じる時は、帯締め、帯揚げ、もしくは半襟、重ね衿の色を変えることで全体の雰囲気が変わってきます。

帯と振袖が同色系ではっきりしないなら、帯揚げ、帯締め、重ね衿などは 全く違う色を合わせることではっきりします。

 

帯も振袖も派手めなら淡い色の帯揚げ、帯締め、重ね衿で抑えることで多少和らぎます。

 

コーデに重要な帯締め、帯揚げ、重ね衿、半襟

帯締め、帯揚げ、重ね衿、半襟の役目

洋服でいうと、ベルトやスカーフと同じような役目を果たす小物と考えていいと思います。

ブラウスとスカートが地味なので、スカーフで華やかさを出してみたとか ベルトでメリハリをつけたのと同じように 帯締めや帯揚げ、重ね衿、半襟で華やかにしたり、派手さを抑えたり、メリハリをつけたりと振袖の雰囲気を変えてくれます。

 

帯と着物のクッション役

帯と振袖が合わなくても、ある程度 帯締めや帯揚げでごまかすことはできます。

振袖を着る用途によって帯締め、帯揚げ、襟の色や着付け方を変えて楽しむのもいいと思います。

 

振袖に使える帯とは?

振袖に使える帯の種類

振袖に使用できる帯は礼装用の袋帯となります。

帯は 袋帯、名古屋帯、半幅帯などの種類があり、この中でも一番格の高い 袋帯を使います。袋帯は、他の帯と比べ帯の長さが長く、4m20cm以上あります。

 

袋帯の中で振袖用として使える帯は限られている

袋帯は、礼装用 洒落用がありますが、礼装用の袋帯を使います。洒落用は普段に使う帯なので使いません。礼装用は、金糸が散りばめていて豪華です。

振袖の帯は、上の写真のような 作り帯(変わり結び)をするので、帯全体に模様がある全通(ぜんつう)もしくは帯の六割に模様がある六通(ろくつう)の帯でないと変わり結びができません。

太鼓柄と呼ばれる帯の場合、柄が少ないため 作り帯(変わり結び)ができないので注意が必要です。

 

留袖、色留袖、訪問着用の帯を利用してもいい

留袖、色留袖、訪問着に使う帯なら、礼装用の袋帯で柄もと六通以上の帯が多いので、振袖用として使える場合が多いです。

自宅で家族が持っている場合は、家族の帯を借りるという手もあります。 振袖と合わないと感じた時は、帯締め、帯揚げを変えてみて下さい。

 

振袖用として売られている帯に比べ、短かったり、全通や六通の帯でも模様によっては 変わり結びのできる種類に限りがある場合がありますが、結び方にこだわらないなら六通や全通の袋帯は、振袖用として利用できる場合が多いです。

 

帯を購入する場合の選び方

振袖用の袋帯の価格の違い

振袖用の袋帯は、手織りか機械織りかで価格が違ってきます。手織りであれば、50万以上するものが多いですが、手作業で手間がかかるため、数も少ないです。機械織りがほとんどです。

京都の西陣で織られているものが多く、織り方によって価格が違ってきますし、金銀糸箔や刺繍の仕方によっても価格が違ってきます。糸も正絹かポリエステルかで価格が違ってきます。

帯全体に模様がある全通の帯と帯の六割に模様がある六通の帯では、全体に模様がある全通の帯の方が高くなります。

 

着回しできる帯を選ぶ

帯を購入する場合、振袖とのコーディネートはもちろんですが、振袖だけでなく、他の着物(訪問着、付下げ、留袖など)に合わせられる帯を購入することで長く使うことができます。

ただし、振袖用に売られている袋帯は柄が大きく派手なものが多いので、他の着物に合わない場合も多いため、購入時は、帯の柄を考える必要があります。できるだけ、他の着物に合わせやすい帯を選ぶことで、着回しができます。

振袖は結婚すると着ることができませんが、帯は、他の着物に合わせて使うことができるので、フルセットで購入を考えているなら、長く使える帯を先に選び、帯に合わせて振袖を選ぶのもいいかと思います。

 

まとめ

柄×柄のコーディネートは難しそうですが、帯と着物だけで考えるのではなく 帯揚げ等の小物も含めて考えるとコーディネートしやすいですし、意外と着物に合う帯は多いです。

もし手持ちの帯が合わないと思っても帯揚げ等の小物を変えるなどして工夫してみて下さい。

帯を購入する場合、着回しを考えるなら、訪問着、留袖等にも合う帯を購入すれば、結婚後も使えます。

いい帯は、着物をワンランク上に見せてくれます。素敵な帯を探してくださいね。

以上、振袖と帯のコーディネート 失敗しない袋帯の探し方でした。

 

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