19歳になると自宅に振袖のパンフレットが送られてきますが、レンタルでも20万から30万、購入となると50万。成人式1日のためにこんなに高い費用を払いたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、成人式当日は女性のほとんどが振袖で出席。成人式には出席したいが振袖の費用は抑えたい。費用を抑えるためにできることを考えてみました。
成人式で振袖を着るために必要となる費用
成人式で振袖を着るために必要な費用は以下の3つとなります。
1.写真
2.ヘアメイク、着付け
3.振袖(下着、草履、バッグなどの小物も含む)
写真
写真は写真館で撮らないで自撮りもしくは、誰かに撮ってもらう。これなら費用がかかりません。
しかし、成人式の記念としてプロに撮ってもらいたいと思うなら、写真代はかかってしまいます。料金システムは写真館によってかなり違います。
以前利用した写真館では、撮影のための振袖は無料で貸してくれました(一部有料)。自前の振袖を持って行きましたが割引はありませんでした。着付け、ヘアは無料でした。
撮影料金は1カット8000円ほどでした。台紙をつけて2カットなら17000円くらいだったと思います。1カットのみにして台紙を自分でつくれば8000円でも撮影は可能でした。
近隣の他店に比べるととても安く撮影することができました。通常振袖の写真撮影の相場は30000円くらいと聞いています。写真館は、成人式当日の振袖レンタルがセットになっている店もありますし、振袖レンタルのない店もあります。撮影料金は店舗によってかなり違ってきます。写真館での撮影がどうしてもしたい方は、近隣の安い店を探してみてください。
ヘアメイク、着付け
ヘアメイク、着付けを自分でできれば、美容院の費用は0円となります。ヘア、着付けともに練習等が必要になってくるのと、着付けについては、家族の方の助けが必要となりますが、手伝ってもらえば不可能ではありません。
メイクは自分でするという方が多いのですが、髪型も動画などを見ながら何度か練習すればできないことはないです。苦手な方には、簡単にできるつけ毛やウィッグなども売られています。
着付けですが、振袖の場合は、帯が太鼓結びではなく、変わり結びをするので、自分で着付けをすることができません。家族で着物を着ることできる人がいれば、手伝ってもらってもいいでしょう。しかし、帯の変わり結びができる人は、着付けの仕事している人以外ではなかなか少ないと思います。家族の人で動画などを見ながら練習してくださる人がいれば、自宅でも着付けは可能です。
美容院で着付けをお願いする場合、ヘア、着付けがセットになっている場合が多いのですが、料金は地域によって違います。地方で20000円から30000円 東京都内なら30000円~となります。
ヘアメイク、着付けが自分でできれば、美容院の費用は0円で済みます。
振袖
数年前に比べると格安の振袖がたくさん売られているように感じます。着物の質や柄にこだわらなければ、新品でも10万円台で売られていますし、中古になると2,3万くらいからセットで売られています。レンタルも2万円くらいからレンタルできます。
振袖の費用を抑える
購入するなら中古振袖
振袖は、購入するなら新品を購入するより中古を購入することで、費用を抑えることができます。
中古振袖は、いい着物がとても安値で売られていることがあり、うまく買えば非常に安値で買えますが、新品に比べ購入は難しく、返品ができなかったり、セット販売でない場合、長襦袢の袖丈が合わなかったり、小物をそれぞれ購入すると高くついてしまったりと難しい場合もあります。
帯だけ購入する、着物だけ購入するという場合は、探しやすいので中古でもいいと思います。
セットで販売している中古振袖も多く、着物に詳しくない方、下着類から小物まですべて必要な方にはセット購入がおすすめです。
中古着物については中古の振袖を購入する時に注意することに詳しく記載しています。
レンタルで安値の振袖を探す
レンタルの場合は帯や小物類もセットになっている場合が多いので、探しやすいです。しかし格安でレンタルする場合は、早めのレンタルをお勧めします。安くてかわいい柄の振袖は、すぐにSOLD OUTとなってしまいます。
そしてレンタル料金が安い場合、レンタル日数が短かったり、ショールなどの小物が別料金の場合もあります。確認が必要です。
まとめ
成人式の振袖は、非常に高額ですが、うまく探せば、レンタルでも中古購入でも2万円台くらいからあります。中古購入でも、レンタルでも早めに探すことをお勧めします。
振袖代金だけでなく、着付けや写真撮影も費用も大きいので、併せて検討することで、費用は抑えられます。
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