赤ちゃんが生まれると1か月ほどでお宮参り、100日でお食い初め、初節句といろいろなお祝い事がありますが、お祝い事に活躍してくれる衣装として袴ロンパースがあります。いろいろな種類の袴ロンパースが売られているので、用途に合わせ選べます。但しお祝い事の日だけの服なので、着る機会は少なく購入するかどうか迷っている人もいるかと思います。着用できる期間や種類などを案内いたします。
目次
袴ロンパースとは
一言でいえば、赤ちゃんの袴。上は着物で下は袴(上下つながっています)になっています。サイズは50~90くらいのものが多く売られています。寝たきりの赤ちゃんでも着やすいようホックがついていて、足元はワンピース型とロンパース型の2WAY型もあり、生後間もない赤ちゃんでも着ることができます。男女ともデザインも豊富にあり、普段も着れそうなデザインのものもあれば、明らかにお祝い事、お出かけの時のみのものまで、用途に合わせ選べます。
どのような行事に着るの?
お宮参り
正式には、肌着の上に、白羽二重の内着を中に着て、上から祝着を掛けるのですが、現在では、白羽二重の内着を着る赤ちゃんは少なくなりました。代わりに白のベビードレスを着て祝着を掛けるか、ケープを掛ける人が多くなりました。ベビードレスの代わりに袴ロンパースを着ている人もいるようです。
お食い初め
生後100日に、食べ物に困らないようにと願いを込めてするお食い初めですが、お食い初めで袴ロンパースを赤ちゃんに着せたという人は多いですね。まだおすわりもできない頃ですが、寝ている状態でも、気軽に着せることができる和装の衣装としてはいいですね。
初節句
初節句は、赤ちゃんが生まれた月によって生後何か月頃なのか違いますが、やはり袴ロンパースを着せたという人は多いですね。
初詣や結婚式 1歳の誕生日など
お正月に初詣に行ったときや結婚式に一緒に出席する場合、1歳の誕生日など、お祝い事や行事の時には袴ロンパースは役に立ちます。
成長が大変はやい時期です。大きめを買ってできるだけ長く着れればいいですね。
出産祝いに喜ばれる
袴ロンパースは以外と喜ばれる出産祝い
以外ですが、袴ロンパースはお祝いとしてプレゼントすると喜ばれます。出産前から、袴ロンパースを用意している人が意外と少ないということと、他のベビー服は、お祝いでいただくことが多くても、袴ロンパースをいただくことはあまりないからでしょう。
サイズに注意
赤ちゃんは、非常に成長が早いため、大きめのサイズを買っておかないと数カ月で着れなくなってしまいます。人によって成長の度合いは違いますが、新生児用では数カ月後は着れない可能性大です。プレゼントは1歳くらいのサイズを目安に買った方が無難です。
まとめ
10年くらい前は袴ロンパースを着ている赤ちゃんは見かけませんでした。いつの間にか着用する赤ちゃんが増えてきました。
日本古来から伝わるお祝い事に今の赤ちゃんが簡単に着ることができ、洗濯もできる袴ロンパースは、とてもいい衣装だと思います。
種類も豊富で、歩けるようになった1歳児向けなら羽織がついていたり、髪飾りがついていたりといろいろあるので、それぞれの用途やお子さんの成長にあったかわいい袴ロンパースを選んでくださいね。